人権擁護委員、更生保護婦人会での活動、明るい選挙推進委員と
ボランティア活動で毎日忙しく、パソコンが好きで、車の運転もして、とっても
活動的で元気な母だったのですが、６年前の６月に心臓の手術をし、
その年の１２月に脳梗塞で倒れ、幸い命は取り留めたものの、左半身の麻痺が
残ってしまい、週３日のデイケア、月２回の往診、週１回の訪問看護、マッサージと、
リハビリを続けながら実家で暮らしていました。

今月２日、いつものようにデイケアに行ったそうですが、翌３日の早朝、
熱があったため、看護師さんを呼び、点滴を打ってもらったそうです。
翌４日の午前中も看護師さんがいらして点滴を打ち、熱も下がり、
特に変わったこともなく、食事も普通に摂って良いとのアドバイスにより、
夜は大好きなお刺身を準備していたのだそうです。
ところが、午後になって気付いた時には、母は大きく呼吸をしているものの、
意識がなく、救急車で病院に搬送。
母は、搬送された病院で、静かに息を引き取りました。
享年８０歳でした。

沖縄は遠いですね。
母の具合が悪いと連絡を受けた時に、すぐに飛行機の便を予約したのですが、
満席で夜の便しか予約ができず、沖縄で帰省の支度をしている間に
亡くなったとの連絡を受けました。
私が実家に到着したのは、深夜でした。

羽田に向かう飛行機では、窓側の席に座っていたので、夜空に浮かぶ、
綺麗な月を眺めているうちに、母のことを思い出し、涙が溢れてきました


思えば、９月７日の朝、デイケアに行く姿を見送ったのが、母との最後でした。

１１月７日が友引だったため告別式をすることができず、７日がお通夜、
８日が告別式となりました。
その後も、様々な手続きや、お墓や仏壇の購入など、連日忙しい日々を
送りました。

実家の庭には、母が窓から見て楽しめるようにと、妹が植えた皇帝ダリアの花が
漸く咲きました。母は、この皇帝ダリアの花を見ることができませんでしたが、
天国から、きっと見て楽しんでくれていると思います。


コスモスも満開になりました。


柿、キーウィ、柚子
秋は実が沢山付くので、楽しみです。どれも頂いて帰りました。






羽田に向かう途中、リニューアルされた東京駅を見てきました。